【メーカー】聞ける相手がいる安心感を。荏原製作所の認証基盤・Microsoft運用を支える、現場に入り込む伴走支援
鄙里 正太郎 氏
株式会社荏原製作所
情報通信統括部 ITアーキテクト部
インフラ・システム課
大木 史 氏
株式会社荏原製作所
情報通信統括部 ITアーキテクト部
インフラ・システム課
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お問い合わせはこちら株式会社荏原製作所様では、ID認証基盤の刷新をきっかけに、Microsoft関連サービスの運用・維持や新たな認証基盤の検討に取り組んでいました。クラウドネイティブは、当初のコンサルティング支援に続き、運用支援サービスとして現地にも入りながら伴走。技術的な知見の提供にとどまらず、優先順位の整理、現場・上長・他チームをつなぐコミュニケーション、日々の運用改善まで支援し、社内だけでは進めにくい基盤づくりを支えています。
お二人のご経歴と現在の担当領域について
本日はインタビューをお受けいただきありがとうございます。まず、お二人のこれまでのご経歴と、現在担当されている領域について教えてください。
大木 様
私は、エンドユーザーに一番近い立ち位置で業務をしています。もともとはGWSチームにいて、以前はIDチームも一緒だったので、アカウント発行などにも関わっていました。IDや認証の領域には長く関わっています。
最近はBoxまわりの対応も担当するようになりました。いろいろな問い合わせを受ける立場ではありますが、自分で全部を解決するというより、誰に聞けばよいかを案内する役割も担っています。
鄙里 様
前職では情シスとしてネットワーク領域を担当していました。荏原製作所に入社した当初は、グローバルプロジェクトに関わる想定でしたが、実際には認証領域を担当することになりました。
現在は、認証基盤の運用管理と、新しい認証基盤の構築・運用監視を担当しています。Microsoftまわりも含めて、新しいものを作っていくところには難しさを感じていたので、大須賀さんに一緒に入っていただいている形です。
クラウドネイティブとの関わり
荏原製作所様とは以前から関わらせていただいていますが、今回あらためて運用支援をご利用いただこうと思った背景を教えてください。
鄙里 様
最初にクラウドネイティブさんに入っていただいたのは、ID認証基盤の刷新をテーマにしたコンサルティング支援でした。2025年4月頃から関わりが始まり、1〜6月頃にかけた活動の中で、大須賀さんにもコンサルティングで携わっていただきました。
その半年間の活動の中で、良い点も改善点もありましたが、大須賀さんの動きやコミュニケーションの取り方を見て、引き続きお願いしたいという思いがありました。その後、2025年10月頃から運用支援サービスとして入っていただける形になり、利用を決めました。
当時、情報システム部門としての課題や負荷感はありましたか。
鄙里 様
Microsoft関連のサービスを主体的に運用・維持していく中で、社内だけでは知見が足りない部分がありました。どう計画して、どう進めていくのかを具体化しきれないところがあり、そのあたりで大須賀さんに入ってもらえたのは大きかったです。
社内だけでは進めにくいと感じていたのは、やはりスキル面です。計画を立てるにしても、全体像を描くにしても、専門的な知見が必要でした。
外部パートナーでありながら、同じ目線で動いてくれる存在
依頼時点では、クラウドネイティブにどんな役割を期待していましたか。
鄙里 様
前職では内製寄りで、外部パートナーと一緒に仕事をする機会があまりありませんでした。一方で荏原製作所では、外部パートナーと一緒に進める形があり、その関係づくりに難しさを感じることもありました。
そうした中で、クラウドネイティブさんとは、しがらみを取り除きながら良い関係性を築けるのではないかと感じていました。単なる相談先というより、同じ目線で一緒に考えてくれるパートナーとして期待していました。
他のパートナーと比べて、大須賀さんやクラウドネイティブの違いはありましたか。
鄙里 様
多くのベンダーは、ベンダーコントロールやプロジェクト管理は強い一方で、技術面や体質面で同じ目線で話せないことがあります。その結果、関係性に歪みが出る難しさもありました。
その点、クラウドネイティブさん、特に大須賀さんとは良い形で仕事ができました。現場の話だけでなく、上長側のハイレイヤーな要求も正確にキャッチアップしてくれるので、現場と上長の間をつないでもらえている感覚があります。
大須賀
現場で動いている方の目線と、上長の方々が見ているハイレイヤーな目線の間で、どう実務に落とし込むかが難しい場面はあります。そこをブリッジしながら、必要に応じて進め方の提案を差し込むことは意識していました。
最初から明確に「ここまでやる」と決まっていたというよりは、「今、何をやるべきか」「優先度が変わったら何を先にするか」を都度コミュニケーションしながら進めていきました。
鄙里 様
まさに、そういう上長目線の要求も正確に拾ってくれたのが助かりました。
「今やるべきこと」を拾い、優先度に合わせて動く
最初は、どこまで踏み込んで動いてくれる想定でしたか。
鄙里 様
正直なところ、最初は「どこから手を付ければいいか」からのスタートでした。ただ、最初に依頼したコンサルティングサービスの中で課題の状況は見えていたので、その延長線上で状況に合わせて動いてもらえることを期待していました。
大須賀
もともとはID領域をターゲットに入ったのですが、実際に入ってみると、その前にやるべきことが多くありました。なので、当初の想定にこだわるというより、現場の優先度に合わせて対応していく形でした。
必要なことがあれば、チャットでやり取りすることもありますし、出社しているときに「今話せそうだな」と思って話しかけに行くこともあります。仕事の話だけでなく、雑談も含めて、顔が見える距離感を大事にしていました。
大須賀さんが現地にいて、助かったことや動きやすかったことはありましたか。
大木 様
そこにいてくれると、やはり頼みやすかったです。大須賀さんの出社に合わせて自分も出社して、直接話せたのも良かったです。私は人見知りなところもありますが、最初から話しかけやすい雰囲気がありました。
鄙里 様
近すぎても離れすぎても良くない中で、今はバランスが良いと思います。関係性ができたことで、相談しやすい空気が生まれ、現場から自然に声が上がるようになりました。困りごとを早い段階で拾えるようになり、チーム間の風通しも良くなっていると感じています。
運用チームや他部署との接点を広げ、相談のハードルを下げる
実際にご一緒する中で、「これは助かった」と感じた場面はどんなときでしたか。
鄙里 様
キャッチアップした上で、100言えば100返してくれるところです。大須賀さんはそこが得意だと思いますが、それだけではなく、運用チームとの関わりにも踏み込んでくれました。
運用工数の削減につながる動きをしてくれたり、こちらが困っていることを拾い上げてくれたりしたのは助かりました。
大須賀さんが入ったことで、他チームとの関わり方や相談のしやすさに変化はありましたか。
鄙里 様
以前より、他チームへ聞くハードルが下がったと思います。PCやネットワークなど、それぞれつながりのある領域の中で、聞く先ができた、つながったという感覚があります。
大須賀
ネットワーク寄りのチームと、Akamaiのアプリ配布し直しなどを鄙里さん経由で連携して進めたことがありました。アップデート周りの設定変更について相談いただくこともありました。
PCチームからも「Intuneやデバイス管理が分かる人がいるらしい」と相談されることが増え、部内での交流は増えた印象があります。
対面だからこそ広がるコミュニケーション、伴走支援の価値
運用支援サービスは、対応時間や依頼できる範囲がある程度決まっている形だと思います。実際に利用してみて、依頼のしやすさや進めやすさについてはどのように感じていますか。
鄙里 様
時間が限定されている中で、役割が明確になり、お願いしやすいと感じています。一緒に二馬力で進められることも大きなメリットです。よりいろいろなところに顔を出せるように、7月からは100時間から150時間へ拡張することになりました。
仮にですが・・・大須賀さんがもう一人いたら、さらに運用支援を頼みたいですか?(笑)
鄙里 様
頼みたいです(笑)PC面とネットワーク面で分けられたら良いと思います。
上からも「大須賀さんに言えばいいじゃん」という信頼があります。それは、日々の会議での発言や、聞いたときにすぐ返ってくることの積み重ねが大きいと思います。
大須賀さん2号、もしくは手足になれる人を増やしてほしいという期待はあります。
今後も伴走支援が必要だと感じるのは、どんな点からでしょうか。
鄙里 様
リモートだとやりづらいことも多いですが、対面だとコミュニケーションが弾みますし、そこから良い形で展開していけることがあります。伴走していただく形は非常に良いと感じています。
今まで通り関わっていただき、最後まで見守ってほしいです。
同じような課題を持つ企業に向けて、外部パートナー活用について伝えたいことはありますか。
鄙里 様
自分で実装できるようにならないといけない、というスタンスは崩したくないと思っています。外部パートナーにおんぶに抱っこになるのではなく、自分たちもできるようになることが大事です。
その中で、クラウドネイティブさんはスキルトランスファーしてくれて、一緒に教えてくれるところが良いと感じています。ずっといてもらえるわけではないからこそ、ドキュメンテーションや、自走できるようになる意識は大事だと思います。
大須賀
担当する方にできるようになってもらう必要があります。外部の人間がずっといるわけではないので、そこは意識しています。
クラウドネイティブにメッセージ
最後に、運用支援サービスも含めて、クラウドネイティブにメッセージがあればお願いします。
鄙里 様
運用支援サービスには、とても前向きな印象を持っています。率直に言うと、大須賀さん2号がほしいです。
大須賀さんがもう一人いてくれたら、PCまわりやネットワークまわりなど、より多くの領域で相談できるようになると思います。単に作業をお願いしたいということではなく、こちらの状況を理解したうえで、現場に入り込みながら一緒に動いてくれる存在が必要だと感じています。
これからも、今の良い関係性を継続しながら、一緒に進めていけると嬉しいです。
大須賀
ありがとうございます。引き続き、現場の状況を見ながら、必要なところに入り込んで支援していければと思います。
運用支援サービスに関するお問い合わせはこちら
情報システム部門の実運用に入り込み、認証基盤やMicrosoft関連サービスの運用・改善、優先順位の整理、現場・上長・他チームをつなぐコミュニケーションまで伴走する「情シス運用支援」。荏原製作所様の事例のような伴走型の運用支援についても、お気軽にご相談ください。
株式会社荏原製作所
1912年(大正元年)創業の産業機械メーカー。ポンプの設計・製作から出発し、現在はポンプ・送風機・コンプレッサなどに加え、半導体製造装置や都市ごみ焼却プラントまで、精密・電子、エネルギー、建築・産業、インフラ、環境の各市場へ製品・サービスを展開している。本社は東京。